傷病―診察・入院・手術・通院―克服記(6)慢性胃炎


平成20年夏頃から夕食後に胃の膨満感、顔の火照り・

赤らみ、頭がのぼせた気分になる、ことがたびたび起き

るようになってきました。



夕食時の飲酒量はビールをコップ1杯程度が限度で、ア

ルコールは好む方ではありませんでした。



アルコールは体内に入るとアセドアルデヒトという有害

物質に変り、酵素の働きで無害の酢酸に分解されます。



分解酵素の能力が低いと体内に有害物質が長時間とどま

り、顔が赤くなるとともに悪影響を及ぼします。



分解能力が高くても処理能力が追い付かないと体内に留

まってしまいます。



飲酒や喫煙や熱い食べ物を好んで取り続けると、食道の

粘膜が傷つき食道癌の原因にもなります。



調べてみたたところ、食道癌は国内で年間約2万人が新

たに診断され、約1万2千人が亡くなっております。



食道癌の手術後5年相対生存率は男性32.3%、女性

41.3%であります。



胃もたれや胃の痛みなどは、高温多湿の環境により自律

神経が乱れて起こると考えられており、胃の不調をその

ままにしておくと慢性胃炎になって、常態化することも

あるので注意を要します。



原因は、次の通り云われています。。


①胃酸(塩酸)の分泌が多すぎ胃の粘膜を傷つける、過剰

 な胃酸は食道に逆流し逆流性食道炎の原因でもある。


②ヘリコバクターピロリ菌の感染などに、より胃の粘膜

 のバリア機能が低下し粘膜を傷つける。


③胃の粘膜が知覚過敏になり、胃酸の分泌や動きが正常

 でも痛みを感じてしまう。


④食物消化の際のぜん動運動が低下し、消化に時間がか

 かってしまう。



胃癌は国内で年間12万人超が発症しております。

癌の部位別では胃癌が最も多く、5年相対生存率は男女

平均60%強・内視鏡手術が可能なら100%近くに達

しています。



胃の膨満感、顔の火照り・赤らみ、頭がのぼせた気分、

に胃癌の不安が胸の内をよぎりました。



平成20年11月11日に大腸癌で手術を受けた大学病

院消化器外科で、胃の内視鏡検査を受けました。



内視鏡検査結果は慢性胃炎と診断され、胃粘膜下に可動

性軟部腫瘤があることでCT検査が必要になりました。



11月29日に腹部MR検査・12月2日に腹部CT検

査を受けました。



12月5日に消化器外科外来で、胃癌ではないので心配

する程でもないと診断されました。

その後は大腸癌診察に併せ年1回通院しております。



世界的に高い水準にある日本の医療環境にあって、この

世に生を受け命はてるまで生きて行くには、前進するの

みの途中で身体をそこねて、身にしみて気付いたことは

健康の有り難さでした。


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