(6)心筋梗塞Ⅱ

心筋梗塞手術後の状態を確認するための検査入院を平成11年9月7日に
致すことになりました。
検査はカテーテルを血管の中を通して心臓まで進め冠動脈や心臓の画像を
撮るためです。

太もも付け根をからカテーテルを血管の中を通して心臓まで進め動脈や心
臓の画像を撮ることによって手術後の右冠動脈狭窄部分にステントを装着
した具
合と梗塞個所の状態を確かめるものでした。

検査結果は異常無く何ら処置を施すことも無く無事に終了して、9月11
日に退院しました。

入院検査費用は、入院料・手術料・検査料・画像診断料・投薬注射料等で
医療保険を適用し支払、後日区役所国保給付係から高額療養費に対し自己
負担月
額限度額を超えた金額が還付され実質負担は約6万4千円でした。

少子高齢化の折、医療費財政がふくらみ続けるなか現行医療制度を維持し
ていくには、消費税増税は止むを得ないことなのかとも思いました。

医師の説明では、心筋梗塞は高齢者に限らず、若い人やタバコを吸わない
人にも若年性心筋梗塞が起こります。
心筋梗塞・狭心症は心臓の筋肉に血液を送る冠状動脈の硬化が原因で狭心
症や心筋梗塞を発症します。

冠状動脈の動脈硬化は、①老化、②喫煙、③高血圧④高コレステロー血症
⑤糖尿病、が主な原因と考えられております。

しかし若い人やタバコを吸わない人の冠状動脈の動脈硬化は、動脈硬化が
起こりやすい遺伝子の異常ではと言われております。

DNAは生物すべてが持っている物質で、生物はそれぞれ個々に形が少し
ずつ違っています。
生きているもの全ての形や性格を作るために、また命をつなぐために一番
大切なものがDNAです。

DNAの検査結果が出るまでには長い期間を要します、DNA検査結果異
常が見つかった人には報告されますが異常が無い人には通常報告はないよ
うで、DNA検査を受けましたが報告は来ませんでした。

しつこい肩こり・背中のこり、運動すると息苦しい他人より汗をかく、時
折目まいがする、などがあれば心筋梗塞を疑ってみることです。

今回の心筋梗塞では手当があと数10分遅れていたなら命を失っていたか
もしれないのです。

脱サラ創業期に休日も取らず長時間勤務と不規則で偏った外食がコレステ
ロールと体重を増加させ心筋梗塞に至ったのではと疑われたことから、退
院後は
野菜魚介料理を多めに採り体重を標準値に近付けるよう毎朝夕体重
測定をしダイエットしております。

現在は経過観察の診察と投薬を受けに3か月おきに通院しております。


誰にでも予期せぬ交通事故等や突然死と言われる疾病が降り懸って来ることがあるのです。
4大突然死と言われる疾病は ①心疾患、②脳疾患、③呼吸器疾患、④消化器疾患、です。
これらの原因は「メタボリックシンドローム」「高血圧」「心疾患」「睡眠時無呼吸症候群」と言われており、中でもメタボリックシンドロームは他の原因にも共通しております。
特に働き盛りの40代男性が全年齢中1番 突然死が多いです。
病気入院すると解る事ですが、カロリー計算されて調理された病院食は薄味・品数量目少く満足出来ません。
入院前には満腹になるまで如何に多くを食べていたかを思い知らされます。
必要以上に取り過ぎたカロリーは内臓脂肪(男性に多く腹囲85㎝以上)・皮下脂肪(女性に多く腹囲90㎝以上)に蓄えられメタボリックシンドローム 【BMI25以上[体重㎏÷(身長m×身長m)]】に成るのす。
ダイエット達成後に再び満腹になる迄食事を摂ればメタボリックシンドローム に戻ることは必然です。
        突然死への未然予防に 


投稿日:
カテゴリー: 日記