(14)腰椎分離すべり症(脊柱管狭窄症)Ⅱ

半年経っても腰痛や座骨神経痛が治まらず、再々入院をして手術すること
になりました。

手術は背中を2~3cm切り開き内視鏡を入れて、脊柱管を通る神経の圧
迫部位の骨や靭帯を削り取り
再発防止のため背骨を固定する金具を装着す
る後方
進入椎体間固定術と呼ばれるものです。

平成21年7月1日から後方進入椎体間固定術による第5腰椎分離すべり
症の手術を受けに再々入院
いたしました。

大学病院では脊柱管狭窄症の手術件数は25年前に比べて件数は5~6倍
に増加しており、2013年
に手術を受けた人の平均年齢は73歳です。

最近では、腰椎手術を受ける平均年齢は高まっており医師は手術に踏み切
る前に3か月程度の保存治療
を施し経過を見てから手術を勧めているよう
です。

手術後の結果は一般的に、3分の1が症状改善、3分の1があまり変わら
ず、3分の1が悪化する・悪
化した人には様子を見た後再手術をする様子
です。

入院費用は、入院料・手術料・検査料・画像診断料・麻酔料・食事療養費
・室料差額・腰椎支持具等で
医療保険適用して支払いました。

後日区役所国保給付係から,高額療養費に対する自己負担月額限度額を超
えた金額が還付され、実質負
担額は約10万2千円でした。

現在長時間立ち・歩くと腰・股関節が痛み、少し休むと歩行再開出来ます
(間欠跛行)。

夜間睡眠中に時々足のふくらはぎなどにけいれんが起きます、運動不足の
中での長時間歩行・腰椎疾患
や他の病気・治療薬などが原因かと思われま
す。

リハビリセンターの理学療法士の話しでは、腰痛を完全に治すことは難し
く、痛みを緩和し・コントロ
ールすることを目標にすることだと言われま
す。

痛みの評価を10段階に区分し、痛み無しを0・過去に体験した最大の痛
みを10の場合、痛みが2~
4にコントロールされていれば良しとのこと
です。

その為には次の事を注意をするよう言われました。
①医師の腰痛診断を知る。
②日常生活での腰への負担を防ぐ。
③立つ・歩く・座る・持ち上げる・運ぶ・寝るなどで無理をしない姿勢・
動作に正す。
④散歩体操などで無理をしない程度の運動をする。

退院後は定期的にマッサージが欠かせません。
最近は経過観察を受けに年1回通院しております。

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カテゴリー: 日記